2011/10/31

Windows7をSSDにインストール

安くて速いと評判のCrucialのSSDを購入。評判の悪いVistaからWindows7へ更新した。

m4 SSD CT064M4SSD2

Windows7はインストール直後で約15Gbyteを使用する。データドライブを分ければシステムドライブは32Gbyteぐらいあればインストール可能。安くなったといってもSSDはまだ高価なので、今回は64Gbyteモデルを購入した。

まず、高速化のために最新ファームウェアへ更新。

http://www.crucial.com/support/firmware.aspx
Crucialの公式サイトからversion”0009”のファームウェアをダウンロードしてCDに焼く。SSDを取り付けてからCDブートしてファームウェアを更新する。SSD_Firmware

Windows7のインストールでは、次のエラーダイアログが表示されて先に進まなくなった。

新しいシステムパーティションを作成できなかったか、既存のシステムパーティションが見つかりませんでした。
詳細については、セットアップログファイルを確認してください。

結局、Vistaで使っていたReady Boost用のUSBフラッシュメモリを接続したままなのが原因だった。これを抜いたら正常にWindows7がインストールができた。

SSDでWindowsの起動が劇的に速くなった。スリープ状態の本体の電源を入れて、次に液晶ディスプレイの電源を入れると、画面が明るくなったらもうログイン画面が表示されている。数秒で起動してくれるのは快適。

2011/10/30

Android端末選び

中華Android端末並みの価格で販売されるようになってきたAndroid端末を物色中。

型番 外観 主なスペック 価格
Kindle Fire KO-details-right._V166939146_ 7インチ(600x1024)
GPS非搭載
日本未発売

$199
(約1万5千円)
Lenovo IdeaPad Tablet A1

Lenovo IdeaPad Tablet A1 シリーズ 7.0型ワイドHD液晶 2GB カーボンブラック 2228-3CJ

7インチ(600x1024)
Android 2.3
GPS搭載
11/9発売予定
1万8千円
(予約価格)
ICONIA TAB A500 EI13663854 10.1インチ(1280x800)
Android 3.1
GPS搭載
約2万8千円
(最安値)
LifeTouch NOTE NA75W/1AB 7インチ(800x480)
Android 2.2
キーボード付
マルチタッチ非対応
GPS搭載
約1万5千円
(最安値)

使用目的を考えると書籍を電車の中で読むのがメインなので、Kindle Fireを待つことにした。

2011/10/26

ハードディスク静音ツール

ハードディスクがガラガラとうるさい。パソコンケースと共振してかなり大きな音をたてる。SMART情報ではエラーセクタが増えて黄色表示になっている。壊れかけているらしい。

一昔前に静音PCが流行った時にハードディスクを丸ごと密封してしまうSMART DRIVEというアルミケースを使っていたのを思い出して引っ張り出してきたが、パラレルATA(IDE)だった。S-ATAのケーブルでも使えないことはないが、3.5インチハードディスクを入れると5インチベイを占有してしまう。

物理的な方法ではなく、ソフト的にハードディスクの騒音を抑える便利なツールがある。このツールを使うと空冷ファンのほうが音が大きく、シーク音が全く聞こえなくなった。

Hitach Global Storage Technologies (HGST)のサイトからダウンロード可能。

Feature Tool Version 2.15

使用方法は下記のサイトが詳しい。

Hitachi Feature ToolでHDDのガリガリ音を消して静音化する方法!

FeatureTool(Hitachi,旧IBM)でのHDD静音化方法

ブートCDを作成するのが手間だが試してみる価値あり。使っていたハードディスクはたまたまHGST製だったが、他社のハードディスクにも使える。原理は、Automatic Acoustic Management(AAM)というハードディスクのシークアルゴリズムを調整するもので、騒音を小さくするほどシーク性能は下がるので注意。

 

一世を風靡したSMART DRIVEは今でも2.5インチドライブ用のものが販売されていた。

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2011/10/15

秋月 RX621マイコンボード

秋月電子からルネサス エレクトロニクス RX621のマイコンボードが発売(税込3,800円)。

K-05112

秋月では今年の4月からチップ単体の販売をしているが、LQFP(0.5mmピッチ)パッケージなので変換基板にハンダ付けするなどの手間がかかったが、今回のマイコンボードで手軽に扱えるようになった。ボード上にはE1用のJTAGコネクタ端子は用意されていない(ベースボード側に端子は出ている)。

価格ももう少し安ければと思って、Interface(CQ出版)のバックナンバーを調べたら、2011年5月号(RXマイコン付録号)はまだ在庫が残っていた(税込2,310円)。

2011/10/11

NASのデータバックアップ

NASのトラブルが続き、RAIDで冗長性を持たせただけでは安心できなくなった。これまで2台のNASをデータの使用頻度で使い分けていたが、1台にデータをまとめて、もう1台をバックアップ用として運用することにした。

NETGEAR社のNAS(ReadyNAS ProとReadyNAS NV+を使用中)では、管理画面上から設定するだけでバックアップをスケジューリングできる。rsyncを使えばバックアップ元と同期できる。設定方法は下記の通り。

【バックアップ先の設定】 NETGEAR1

ReadyNAS Proの共有名「bakcup」をバックアップ先として設定。

サービス→ファイル・サービス→Rsyncを有効に設定すると、

NAS_backup

共有→共有リスト→backupにRsyncのアイコンが表示されるので、これをクリックして次の設定をする。

  • デフォルトのアクセス→リード/ライト
  • Rsyncパスワードオプション→パスワード保護を有効にする
  • Rsyncユーザー名、パスワードを設定

【バックアップ元の設定】 NETGEAR2

ユーザー名: hogehoge、このユーザーの共有フォルダをバックアップする。

バックアップ→新しいバックアップジョブの追加、

  1. バックアップ元の指定: 「ホーム共有:hogehoge」
  2. バックアップ先の指定: 「リモート: Rsyncサーバ」
    • ホスト:NETGEAR1
    • パス: backup
    • ログイン: hogehoge, パスワード:****
    • ☑圧縮を有効にする
    • ☑ターゲットで削除されたファイルを消去します
    • ☑FAT32コンパチビリティモードを有効にする
  3. バックアップスケジュールの指定
  4. バックアップオプションの指定
    • ☑バックアップが完了した後、...バックアップ先のファイルの所有者を共有の所有者に変更します

NAS_backup2

バックアップジョブ→バックアップボタンの設定で、バックアップジョブ番号を指定しておけば、NASのフロントに付いているバックアップボタンを押すとバックアップジョブを実行できるので便利。

2011/10/09

ReadyNAS NV+のフリーズからの復旧

NETGEARのReadyNAS NV+で不要ファイルを大量に削除していたらフリーズしてしまい、電源ボタンの長押しでもシャットダウン出来ない状態に陥った。

下記の手順でファイルを失わずに復旧できたので紹介する。

  1. 電源コードを抜いてシャットダウン→再起動でディスクチェックが終わらない
  2. 電源長押し起動でディスクチェックをスキップして起動→ファイルをバックアップ
  3. ハードディスクを交換、ファームウェアのアップデート

[1] 電源コードを抜いてシャットダウン

電源ボタンがきかないので、やむを得ず電源コードを抜いてシステムを落とした。再び電源ボタンを押して起動すると、ディスクチェックが始まって「Quota chk: 65.1%」から先に進まなくなる。電電源コードを抜いて再起動する操作を繰り返したが、「Quota chk」が終わらない。

[2] ディスクチェックをスキップして起動

起動時に電源ボタンを5秒間押したままにすると、ディスクチェックをスキップできることがわかった。

http://www.readynas.com/kb/faq/boot/how_can_i_skip_the_volume_check

「Booting…」表示の後、「Disk 4 sync」と表示されて通常起動して、ネットワークからNAS内のファイルにアクセスできるようになった。

NETGEARのRAID管理ツール(RAIDar)からもNASを検出できてWeb管理画面を起動できた(Web管理画面のログインはユーザー: admin、初期パスワード: netgear1)。

http://192.168.1.xxx/admin/

この状態でNASに残っていたファイルをバックアップ。

[3] ハードディスクを交換

いい機会なので1TBのハードディスクを2TBに交換。ファームウェアも最新のものに更新。ファームウェアは4.1.6→4.1.7で「4Kセクタハードデイスク対応」している。

  • 現ファームウェア: RAIDiator 4.1.6[1.00a043]
  • 新ファームウェア: RAIDiator 4.1.8[1.00a043] (Thu Sep 1 17:50:46 2011)

[付記]

NASのWeb管理画面からSMART情報を取得。ディスク3が怪しい?

SMART 情報 ディスク1 ディスク2 ディスク3 ディスク4
エラーレート 0 0 0 0
スピンアップ時間 6941 6941 6758 6775
開始・停止回数 43 43 60 43
セクタの代替回数 0 0 1 0
シークエラーレート 0 0 81 0
稼働時間 12788 12788 12788 9310
スピンアップ再試行回数 0 0 0 0
キャリブレーション再試行回数 0 0 0 0
電源投入回数 41 41 41 41
電源遮断リトラクト数 4 4 22 4
ヘッドのロード回数 43 43 60 43
温度(摂氏) 29 29 28 28
再配置するイベント数 0 0 1 0
現在待機中のセクタ 0 0 5 0
オフラインで回復不可能 0 0 0 0
UDMAモードでのCRCエラー数 0 0 0 0
マルチゾーン・エラーレート 0 0 0 0
ATA エラー数 0 0 0 0

2011/10/06

訃報: Apple スティーブ・ジョブス氏

昔からApple製品は嫌いだ。ブランド戦略が嫌いだった。お仕着せが嫌いだった。MacintoshではなくWindowsマシン、iPodではなくSony ネットワークWalkmanを使ってきた。しかし、いつの間にかiPhone、iPadなどApple製品やその類似製品が身近に溢れている。

steve_jobs

ご冥福をお祈りします。