2017/07/16

MINOLTA DiMAGE Xiのバックアップ電池交換

2002年11月発売のミノルタのDiMAGE Xiは屈折光学系の光学3倍ズームでレンズが飛び出さないという斬新なデザインの薄型コンパクトカメラ。

15年前のこのカメラを引っ張り出してきたところ、内蔵メモリのバックアップ電池が寿命をむかえていて、バッテリを抜くと設定が消えてしまい、時計を毎回合わせなければならなくなっていた。Webで調べると、分解は簡単で電池の入手も容易だったので修理することにした。

バックアップ用内蔵電池には3Vのリチウム二次電池が使われていて、秋月電子通商で扱っている次のどちらかで代替可能。
もしくは、

今回は寿命が長そうな電気二重層コンデンサを使用。

見えるところにあるネジを全てはずすと簡単に蓋が開く。上面にバックアップ用電池がある。

電池の極性は基板にシルク印刷してある。次の写真は交換後。

本体のバッテリ(型番NP-200)も寿命だったので互換バッテリを探したところまだ販売されていた。他の機種で同型バッテリが使われているにしても、15年前の機種のバッテリが手に入るのは助かる。



ミノルタは歴史のあるカメラメーカーだったが、この15年の間にコニカと合併してコニカミノルタになり、今はカメラ事業からは撤退してしまった。諸行無常。